葬儀のマナー・用語集
それぞれの宗教に関する言葉には、
(仏教)
(神道)
(キリスト教)がついています。
シキミ科の常緑小高木。山地に自生し、高さ約3メートル。全体に香気があります。その香りのために、樒を供えることはお香を焚くのと同じ意味を持ちます。
仏教では人の死後、四十九日間魂が迷っているとされています。そのため死後、七日ごとに法要を行い、四十九日目は中陰の満ちる日であり、死者追善の最大の法要を営みます。お墓がある場合は、四十九日までに埋葬します。
病気・事故・殺害・自殺などにはよらない死。いわゆる老衰のこと。
自宅で飾る祭壇の総称。
故人の顔や髪を整え、化粧をすること。故人が弔問客に生前と同じような表情で対面できるように、おだやかな死顔にしてあげます。
故人に着せる衣装。死装束には、経帷子(きょうかたびら)頭巾・上帯(うわおび)・手甲(てっこう)脚絆(きゃはん)・足袋・草履・杖・六文銭頭陀袋(ずだぶくろ)などがありますが、最近では故人の生前の愛用品などを着せてあげることもあります。
死に際、あるいは、亡くなったばかりの死者の口に人生最後の水をふくませます。新しい脱脂綿あるいはガーゼを割り箸の先に固定させたものや、新しい筆先に水をふくませて口を潤します。=末期の水(まつごのみず)
本葬または告別式の代わりにお別れ会のような形で行います。その場合、会場はホテルなどを利用し、参列者は平服を着用するのが一般的です。
従来の葬儀の形にとらわれることなく、自分の意思を反映させた自分らしい葬儀。例えば、無宗教葬・音楽葬・お別れ会・生前葬や散骨などがあります。
葬儀・告別式の案内を新聞に掲載すること。各新聞社によって書式や料金などが決められています。
死亡を確認した医師に作成してもらいます。死亡届と一対になった書類で、これが交付されて法律的に死が確定されます。また、自殺・事故死などの変死の場合は、警察の検視官による検死を受け、死体検案書を作成してもらいます。
死亡診断書と一対になった書類で、死亡後7日以内に役所の戸籍係に提出します。どこの役所でもかまいません。日曜・祝日を問わず24時間受け付けてくれます。届け出は、親族・同居人・家主・土地や家屋の管理人等により行うことができ、また、葬儀社に代行を依頼することもできます。提出には届出人の印鑑(三文判)が必要です。
多くの自治体で住民を対象に提供している葬儀サービス。格安な料金が利点ですが、追加や変更分は別途料金となるため、注意が必要です。
宗教の教義のこと。仏式で葬儀を行う場合、葬儀社より宗旨を尋ねられます。わからない時は、親族の年長者に確認します。
斎主が、斎場・棺・参列者一周り祓い清める儀式。受ける人は、起立して深く頭を下げます。
仏門に入る者に、仏弟子として生きるための戒を授けること。
球の数は108個が基本で、人間の百八の煩悩を表しています。心を清めるように、静かにすり合わせます。仏式の儀式には欠かせない仏具です。宗旨宗派、男女によって様々な種類があります。
告別式終了後、遺体の入った棺を霊柩車にのせ出発するまでのことをいいます。遺体の足の方を前にして運び出し、棺の後には喪主が位牌を持ち、親族代表が遺影を持って続きます。
岩手県一関市の祥雲寺住職・千坂氏が、99年11月より始めた新しい埋骨の方法。樹木葬では、遺骨を散骨する時のように細かくしないで、形状をとどめたまま直接里山の土中に埋めます。埋めた場所には墓標として、山ツツジ・山ドウダン・紫陽花などを植えます。
生前に建てておく墓のことで、墓石に書く戒名は朱墨を用います。埋葬するときに朱を落します。=逆修墓(ぎゃくしゅばか)
プロテスタントの讃美歌のうちのひとつで、神を讃える歌。
香の煙には人の体と心、霊前を清め供養するという意味があります。礼拝のあと、3回香をつまみ焼香をしますが、宗派によっては回数にこだわらないこともあります。焼香の順序は、一般に、喪主・遺族(血縁の濃い順)・世話役・知人等、故人と関係の深い順に行います。
本来は、忌明けの35日または49日までは殺生をしないように肉や魚などを食することを慎み、忌明けが過ぎて日常の食生活に戻ることを指しました。最近では、本来の意味を離れ、故人の葬儀でお世話になった方々へのお礼の席として、葬儀後の骨上げの時に行うのが一般的です。=忌払い(いみばらい)
本 尊…阿弥陀如来
宗 祖…法 然
本 山…知恩院・光明寺・禅林寺・誓願寺(京都)
葬儀は、一般的に序文(仏を迎える)、正宗分(念仏で仏を供養する)、流通分(仏を送る)の三段階で構成され、これらに授戒と引導を加えたものです。会葬者の焼香は、仏・法・僧の三宝にささげるため3回行います。
本 尊…阿弥陀如来
宗 祖…親 鸞(しんらん)
本 山…本願寺(京都)
浄土真宗は、「往生即成仏」という教えで、そのため儀式としての授戒や引導はありません。葬儀は往生の本懐をとげた故人の徳をしのぶために行われます。
悟りを開き仏になること。または、単に死ぬことを意味する。
お盆に、ご先祖の霊を迎えるための供物を飾る棚。盆棚とも言われます。昔は仏壇を利用せず、どの家庭でも庭先や座敷に飾り、祖霊をお迎えする特別の祭壇でした。近年では、仏壇の前に設けます。精霊棚は、10日〜13日の朝に作りますが、新盆の家では1日〜7日までに作るところが多くあります。一般的には、仏壇の前の小机の上に真菰(まこも)やゴザを敷いて、位牌を安置します。ナスの牛やキュウリの馬などを作って飾ります。これらは、この世とあの世との往復に先祖の霊が使う乗り物として考えられています。その他、果物・菓子・故人の好物などを供えます。
死亡などで戸籍から氏名を除いたことを証明する謄本。故人の預貯金の払い戻し、生命保険の請求などの手続きに必要です。
故人が亡くなった日から7日目にあたる日。また、その日の法要のこと。一般的には、初七日と還骨回向とあわせて営みます。
本 尊…大日如来
宗 祖…空 海(弘法大師)
本 山…仁和寺、大覚寺、醍醐寺、知積院(京都)、金剛峰寺(和歌山)、長谷寺(奈良)
密教系。葬儀の特徴は授戒と引導を中心に仏の供養と念仏によって得る功得をもって、故人の冥福を祈ります。授戒は葬儀式の途中にあり、引導に際して灌頂(かんじょう)をします。
日本固有の民族信仰。古来の自然観に基づき、神への尊崇を中心に形成されています。








